華やかな実績と知名度を誇る日芸ですが、実際のキャンパスライフにはどのような光と影があるのでしょうか。現役生や卒業生の手記、現場インタビューから集約された生の声をもとに、その実態を検証します。
SNSやコミュニティ掲示板で多く見られるポジティブな評価としては、次のような点が挙げられます。
- 「周囲の全員が何かしらの表現欲求の塊なので、自分のマニアックなこだわりや偏愛を一切否定されない(映画学科在学生)」
- 「教授陣が現役の一線で活躍する監督や作家、デザイナーばかりで、授業内容がそのまま業界の生々しい現場論になっている(文芸学科卒業生)」
- 「江古田の居酒屋で飲んでいると、隣の席の見知らぬOBが作品作りのアドバイスをくれたり、業界の仕事に繋げてくれたりする(演劇学科OG)」
一方で、芸術大学ならではのシビアな現実を指摘する声も少なくありません。「授業を漫然と受けているだけでは何も身につかない」「自主的に課題以上の作品を作ったり、オーディションを受けたりしない学生は容赦なく埋没していく」という厳しい証言も目立ちます。手取り足取り教えるスクール形式ではなく、自発的にチャンスを掴み取るハングリー精神が常に試される場であることは間違いありません。