前澤氏の規格外な挑戦の象徴といえば、民間宇宙旅行だ。米宇宙企業SpaceXの宇宙船に乗り、月周回旅行を目指す「dearMoonプロジェクト」を発表した際、世間を揺るがしたのはその同行者選びだった。一時は「パートナー募集」という形で宇宙へ共に行く女性を公募する企てが発表され、全世界で大きな反響を呼んだ。
結果としてその公募イベント自体は中止となり、後に多様な分野のアーティストたちが同行者として選ばれることとなったが、この出来事は彼の恋愛観が単なるプライベートの領域を超え、宇宙規模の壮大なロマンと結びついていることを強く印象づけた。宇宙という未知の領域へ一緒に踏み出せるパートナー——それこそが、彼の求める究極の憧れだったに違いない。