ギャンブル好きとして知られる霜降り明星の粗品など、自らの「借金」「ギャンブル依存」を笑いに変えてきた芸人たちの存在感は大きい。彼らの破天荒なエピソードは視聴者に親しまれてきた一方で、公営ギャンブルとオンラインカジノとの違いをあやふやにしたまま発信され続けたリスクも否めない。
競馬や競艇といった公営ギャンブルは法律の特例で認められているが、無許可のオンラインカジノは明確に一線を画す。自虐ネタとしてのギャンブルトークと、実際に違法サイトへユーザーを呼び込む広告活動とでは、法的な悪質性がまったく異なるのだ。今回の騒動は、お笑い芸人が持つ発信力とコンプライアンス遵守のバランスを再考させる大きな契機となっている。