なぜ1000億円の税金は消えたのか?新銀行東京の破綻劇と真実

なぜ1000億円の税金は消えたのか?新銀行東京の破綻劇と真実

なぜ1000億円の税金は消えたのか?新銀行東京の破綻劇と真実についての真相をお届けします。

2000年代初頭、日本経済は長引くデフレと金融システムの不安に苛まれていた。大手都市銀行が不良債権処理に追われ、中小企業への融資を引き揚げる「貸し渋り・貸し剥がし」が社会問題化。その渦中でぶち上げられたのが、都知事の強烈なリーダーシップのもとで進められた東京都新銀行構想だった。

首都の資金力を背景に、既存の銀行が手を差し伸べない新興企業や無担保の小規模事業者を支援する。その大義名分は極めて明快であり、世論の喝采を浴びた。東京都が出資する官製機関としての信頼性を後ろ立てに、最新のIT技術を用いた迅速な融資審査システムを導入。従来の銀行業の常識を打ち破る革新的な「夢の銀行」として、2005年に新銀行東京は華々しく開業したのである。

木村 陽翔
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木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。