徳川のメニューを開いて誰もが驚くのが、ズラリと並ぶ徳川十五代将軍の名前だ。「吉宗」「秀忠」「家光」といった歴史上の人物がそのままメニュー名になっており、それぞれ使用されている具材が異なる。この遊び心あふれる命名も、長年親しまれる理由のひとつ。
例えば「家光」は餅とチーズの濃厚なハーモニーが特徴で、若い世代や女性客を中心に注文が相次ぐ。「吉宗」はすじコンの深い味わいが酒の肴にもぴったりだ。自分の好きな歴史上の人物で選ぶも良し、好きな具材の組み合わせで選ぶも良し。卓上のメニュー表を見るだけでも会話が弾み、注文の段階からエンターテインメントが始まっている。