天婦羅という無形遺産を正しく後世に引き継ぎ、世界へ発信するための活動も活発化している。一般社団法人日本天ぷら協会は、職人の技術向上のみならず、正しい調理技術の普及や若い世代への継承を目的とした様々な啓発活動を展開中だ。
海外でのディープフライ(深揚げ)文化との違いを整理し、蒸し料理としての本質を伝えるセミナーや体験イベントを開催。これにより、国際的なガストロノミーの文脈における天婦羅の位置付けはより確固たるものとなっている。次世代のシェフたちが伝統の枠組みを学びつつ、新たな挑戦を続けられる基盤が整いつつあるのだ。