現在、公営競技界では夜間エンターテインメントとしてのナイター競走が定着し、全国で熱戦が繰り広げられています。それぞれの特徴を整理しておきましょう。
ボートレースでは、以下の代表的なナイター開催場が独自の個性を競い合っています。
【ボートレースの主要ナイター開催場】
・桐生(群馬):標高が高く気圧が低い。日没後の冷え込みが激しく、冬場は強烈な赤城おろし(風)で波乱必至。
・蒲郡(愛知):海水と淡水が混ざる汽水面で静水面。照明が明るく、スピード戦が繰り広げられるイン強豪水面。
・住之江(大阪):「ナイターの聖地」と呼ばれ、強固なイン実績を誇るが、2マークの引き波が残りやすく逆転劇も多い。
・丸亀(香川):瀬戸内海の海水面で潮位差が大きい。満潮時はイン有利、干潮時はカド捲りが決まる劇的な水面。
・若松(福岡)・大村(長崎):発祥地ナイターの大村は全国屈指のイン勝率を誇り、若松は潮と風の読みが勝敗を分ける。
一方、競輪界でも「ミッドナイト競輪」を含むナイター開催が連夜行われており、無観客や小規模スタンドならではの静寂の中、バンクの傾斜(カント)や風の巻き込みを活かした自力選手の仕掛けが見どころとなっています。