長男の生い立ちを語るうえで避けて通れないのが、母である元女優・松本友里さんの存在だ。2010年、長男がまだ4歳という幼少期に彼女はこの世を去った。突如として幼い息子と残された松平健は、悲しみを抱えながらも「何があってもこの子を守り抜く」と心に誓ったという。
多忙を極める撮影スケジュールの合間を縫い、早朝からお弁当を作り、学校の行事には欠かさず顔を出した。テレビ朝日系での長年のドラマロケやNHKの大型番組への出演など、第一線での仕事をこなしながらシングルファーザーとして子育てをやり遂げた父親の姿は、息子の心に深く刻み込まれている。