この圧倒的な安さを享受するためには、厳しい現実と向き合う必要がある。ネット上の口コミで頻出する「せっかく行ったのに閉まっていた」「商品が何一つ残っていなかった」という悲鳴の実態を現地調査した。
直売所の開店時刻は午前9時だが、午前8時過ぎには敷地内の駐車場に車が次々と滑り込んでくる。土日祝日や長期休暇(お盆・年末年始休業の前秋など)には、開店時点で30人から50人以上の行列ができることも日常茶飯事だ。
混雑が極限に達する場合、店側から入場制限のための整理券配布や購入順の誘導が行われる。店内は極めてコンパクトであり、一度に入店できる人数は6〜8名程度に限られている。そのため、先頭集団が入店して次々とカゴいっぱいに商品を詰め込んでいくと、わずか数十分で陳列棚の主力大袋が消滅していく。
現場の売り切れ推移をタイムラインで追うと、平日は午前11時〜12時前後、土日祝日や連休中は午前10時台には人気フレーバーの大袋が全滅し、そのままシャッターが下ろされるケースが目立つ。「午後のドライブついでに立ち寄る」という感覚で訪れたビジターは、ほぼ確実に空振りを喫することになる。
アクセスと駐車スペースについても留意が必要だ。駐車場は隣接するセブン-イレブンとの共用区画を含め約20台〜30台分確保されているが、開店前後は満車状態が続く。公共交通機関を利用する場合は、JR後藤寺線または平成筑豊鉄道の大藪駅(おおやぶえき)から徒歩約10分〜15分、JR田川後藤寺駅からタクシーで約5分〜7分の距離に位置する。