竹内唯人さんが世間の脚光を浴びる決定打となったのは、2019年に配信されたABEMAの恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』への出演でした。飾らない人柄とスタイリッシュな佇まいが同世代の視聴者の心を掴み、一気に知名度を全国区へと押し上げました。
同年にデジタルシングル「Only Me」で念願のメジャー歌手デビューを果たして以降、テレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長』の主題歌や人気バラエティ番組のテーマソングを担当するなど、着実に実績を積み重ねていきます。さらに、テレビドラマへのゲスト出演やショートフィルム、舞台への挑戦など、表現者としての引き出しを増やしてきました。
特筆すべきは所属事務所の選択です。兄の涼真さんが大手芸能プロダクションのホリプロに所属しているのに対し、唯人さんは音楽制作やインディペンデントなカルチャーに強いスーパーディレクションに所属しています。あえて兄と同じ看板に頼らず、ゼロから自身の音楽を届ける環境を選んだ決断が、現在の骨太なアーティスト活動を支える基盤となっています。