インターネットの検索コミュニティやSNS上では、時折「網田駅が廃止される」「駅舎が取り壊されるのではないか」といった不安の声や、撮影マナーを巡る炎上じみた噂が浮上することがあります。これらの言説について、客観的事実をもとに検証します。
まず「廃線・取り壊しの噂」についてですが、結論から言えば完全なデマ・誤解です。宇土市が建物を保有・管理し、JR九州が鉄道運行を行う枠組みが確立しているため、突発的な駅舎解体が行われる予定はありません。また、三角線全体についても観光列車「A列車で行こう」の運行ルートであり、天草方面への主要アクセスルートとして機能しているため、直近で廃線が決定しているという事実はありません。
次に、SNS等で見られる「トラブル・炎上」の背景には、主に以下の2つの実態が存在します。
第1に、御輿来海岸の干潟撮影シーズンにおける混雑とマナー問題です。干潮と日の入りが重なる絶景のタイミングには全国から写真愛好家が押し寄せ、周辺道路の路上駐車や駅周辺での無断駐車が地域住民の間で問題視される場面がありました。現在は指定駐車場の整備や注意喚起が進んだことで沈静化していますが、過去のトラブルが誇張されてネット上に残存しているのが真相です。
第2に、ICカード誤乗トラブルに伴う苦情です。熊本駅からSuica等をタッチして乗車し、網田駅で「タッチ決済ができない」「無人駅で現金精算の手続きに手間取った」という不満の声が口コミサイト等に書き込まれ、ネガティブな噂として一人歩きした側面があります。