織田哲郎といえば、自身のソロヒット曲「いつまでも変わらぬ愛を」や、B.B.クィーンズに提供した「踊るポンポコリン」など、バラードからポップスまで変幻自在のメロディを世に放ってきた。しかし、その輝かしい名曲の陰には、彼を襲った幾多の試練とそれを共に乗り越えた妻の献身があった。
特に2000年にロンドンで遭遇した強盗被害は、彼の音楽人生を揺るがす大事件だった。この事件で声帯や頸部を痛め、一時は声を失うほどの重傷を負った織田。絶望の淵に立たされた彼を心身ともにリハビリ面から全面的に支え続けたのが妻だった。どん底の状況にあっても諦めず、再び彼がマイクの前に立つ日まで寄り添い続けたエピソードは、彼の知人たちの間でも深く語り継がれている。