順風満帆に見えるヌヌナの歩みだが、その道のりは決して平坦ではない。サヘル地域を襲う急激な気候変動は、シアの収穫量に不規則な変動をもたらしている。
降雨パターンの変化は開花時期を狂わせ、収量を低下させるリスクとなる。これに対し、連盟では樹木の保全活動と保水技術の導入を進め、気候変動に対するレジリエンス(回復力)を高めている。
また、政情不安や地域の治安悪化も深刻な脅威だ。物流網の途絶や安全の確保という難題に直面しながらも、ヌヌナの強固な組織的ネットワークは途切れることなく稼働を続けている。草の根の結束こそが、政治的・環境的危機に対する最大の防壁となっているのだ。