夏にすずめを観察したり、熱中症から保護したいと考える人も多い。しかし、野鳥との付き合いには適切な距離感が求められる。
夏場の給餌は避けるべき理由
冬場と異なり、夏は自然界に虫や草の種子が豊富に存在する。夏に人間が給餌を行うと、ヒナに必要な高タンパクな昆虫を与える頻度が減り、栄養失調や骨格異常を引き起こすリスクがある。
また、食べ残しが夏の暑さで腐敗し、感染症の発生源となる危険性も高い。
有効な支援策は「清潔な水場」の提供
もし庭やベランダで手助けをしたい場合は、給餌ではなく「水場(バードバス)」の設置が非常に有効だ。
- 浅い皿(深さ2〜3cm程度)に新鮮な水を張る。
- 毎日水を取り替え、容器を清潔に保つ。
- 猫などの天敵が隠れられない、見通しの良い高所に置く。
冷たい水場は、猛暑に苦しむすずめにとって貴重なオアシスとなり、安全な水浴びと水分補給の場を提供する。