都市部の喧騒を離れ、西東京や埼玉の秩父、神奈川の丹沢エリアへ足を延ばす人々も急増中だ。単なるキャンプやハイキングの枠を超え、デジタルデトックスと音楽・アートを掛け合わせた「リトリート型イベント」が今季の大きなトレンドとなっている。
例えば、高尾山麓の森林エリアで開催されている音響セラピーフェスでは、樹木の微細な振動を音楽へと変換する特殊なセンサーを導入。参加者は木々に囲まれたハンモックに揺られながら、自然が織りなす「生演奏」に耳を傾ける。都市近郊でありながら圧倒的な非日常を味わえる点が受けており、都市生活者のストレス解消の場としてチケットの争奪戦が激化している。