実際のオフィス環境において、同僚たちは他人の手元をどう見ているのだろうか。都内のIT企業に勤める30代の人事担当者は、「仕事中に過度なペアリングが目に入ると、どうしてもプライベートの優先度が高すぎる人物に見えてしまうことがある」と明かす。もちろん個人の自由ではあるが、取引先との商談やプレゼンの場で、チープなペアリングが光っていると、不要なノイズになり得る。
一方で、既婚者の結婚指輪(マリッジリング)に対しては、社会的な信頼の証として好意的に捉えられるケースがほとんどだ。この「結婚指輪はOKで、ペアリングはNG」というダブルスタンダードこそが、多くの社会人を悩ませる最大の要因となっている。