なぜこのドラマは、これほどまでに人々の心を捉えて離さないのか。その根底にあるのは、脚本家・岡田惠和が描く圧倒的な人間観察眼と、人生に対する温かなまなざしだ。青春時代を過ぎ去った大人が抱く焦りや諦め、ふとした瞬間に訪れる孤独感を、決して重苦しくならずに爽快なユーモアへと昇華させる手腕は天才的である。
「人生はまだまだ捨てたものじゃない」。年齢を重ねることは決して衰退ではなく、味わい深いストーリーの始まりなのだと教えてくれる本作。新たな章が幕を開けるとき、私たちはきっとまた、千明と和平の言葉に笑い、涙し、自分自身の人生を少しだけ愛おしく思えるはずだ。鎌倉の街で紡がれる次なる奇跡の物語から、当分目が離せそうにない。 (出典: 続 最後 から 二 番目 の 恋(Yahoo!ニュース))