旧TPPからCPTPPへの変遷は、世界貿易の主導権が政治的都合に左右されやすいことを如実に物語っている。日本企業に求められるのは、単に「税率が下がる」という表面的な理解にとどまらず、原産地証明の厳格な管理や、データの国境を越えた流通ルールの活用といった実務レベルでの対応策だ。
不透明感が増す世界情勢の中、制度の変更点を鋭く見極め、協定の利点を戦略的に使い倒す企業こそが勝ち残る。2026年以降のさらなる新規加盟国の参入を見据え、自社の貿易戦略と供給網の再構築を急ぐべき時が来ている。 (出典: tpp cptpp 違い(Yahoo!ニュース))