組織を象徴するデザインとして最も有名なのが、1ドル紙幣にも描かれている「プロビデンスの目」だ。万物を見通す神の目を意味するこの意匠は、しばしば世界支配のシンボルとして誤解される。しかし本来は、中世の石工職人(石工組合)の伝統に由来する職人道徳と建築幾何学の教えに根ざしている。
直角定規とコンパスが交差するシンボルマークも同様だ。自分自身の行動を正し、人間関係の節度を保つという倫理的な教訓を象徴している。アメリカ合衆国建国の父であり、初代大統領のジョージ・ワシントンをはじめとする歴史的指導者たちも、これらのシンボルに込められた道徳的哲理を重んじていた。