高カロリー、高脂質の代名詞でもあるラーメン。しかし面白いことに、フィットネスブームが定着した2026年において、この「山」はサイクリストやボディビルダーたちの「チートデイ」の聖地としても機能している。
店舗側も黙ってはいない。高タンパク・低糖質に改良された特製カラダ想い麺や、大豆ミートを使用したチャーシューの選択肢を用意する店が増えた。
「激しいトレーニングの後に、この強烈な塩分と炭水化物、そして大量の野菜を流し込む。これが最高のリカバリー」
ジム帰りの若者がそう語るように、罪悪感を快感へと変える巧妙なブランディングが、健康意識の高い層まで巻き込むことに成功している。