「アプリの指示通りにペグを回しているのに、どうしても音が合わない」というトラブルは、初心者の練習初期によく起こります。チューニングが合わない主な原因と、その場で解決できる正しい手順を押さえておきましょう。
1. オクターブ違いの音に合わせている
ギターのレギュラーチューニングは、太い6弦から順に「E(ミ)- A(ラ)- D(レ)- G(ソ)- B(シ)- E(ミ)」です。アプリの画面に同じ「E」と表示されていても、1オクターブ低すぎたり高すぎたりすることがあります。弦がダルダルに緩んでいたり、逆に張りすぎて切れそうになったりしている場合は、1オクターブずれている可能性を疑ってください。
2. ペグを緩める方向で音を合わせている
チューニングの鉄則は「目的の音より低い状態から、巻き上げながら合わせる」ことです。高くなりすぎた音をペグを緩めて合わせると、演奏中にペグのギアの遊び(バックラッシュ)によって弦が急速に緩み、すぐに音が狂ってしまいます。行き過ぎた場合は一度目的の音より低く落とし、巻き上げながらピッチを固定してください。
3. 他の開放弦が共鳴している
1本の弦を弾いた際、他の弦が振動して共鳴音を出すと、スマートフォンのマイクが音を混同して針が激しく揺れる現象が起きます。弾いていない弦には指を軽く触れてミュートし、合わせたい弦の単音だけをクッキリと鳴らすことが大切です。