セブンカフェがこれほどの支持を集め続ける裏には、ハードウェアとブランディングの完璧なシナジーが存在する。抽出マシン開発を手掛けたのは、自動販売機や重電機で国内トップシェアを誇る富士電機株式会社だ。同社が開発した全自動ドリップマシンは、ボタンひとつでペーパーフィルター抽出を寸分狂わず再現し、常に安定した美味しさを提供する。
そして、その洗練された白と黒のデザインやロゴ、直感的な操作パネルの設計を担当したのが、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏だ。無駄を省いたデザイン空間は、店舗スタッフの作業負担を激減させると同時に、セルフサービスという購買体験を日本全国に定着させた。技術の富士電機とデザインの佐藤可士和によるタッグが、コンビニコーヒーの完成形を作り上げた。