秋田県出身の堀井美香は、法政大学法学部を卒業後、TBSにアナウンサーとして入社しました。地方から上京し、大都会のキー局という荒波に飛び込んだ彼女の毎日は、緊張と挑戦の連続だったといいます。
当時の女子アナブームの真っ只中、周囲からはタレント的な華やかさを求められることも少なくありませんでした。しかし、彼女の心の中にあったのは、流行に流されない「言葉を伝えること」への強いこだわりでした。この時期に培われた基礎と、徹底的に声を磨く姿勢が、のちの彼女の代名詞となるナレーション技術の土台となったのです。