RCBのファンコミュニティ「12th Man Army」の情熱は、世界のあらゆるスポーツチームと比較しても際立っています。カルナータカ州にとどまらず、インド全土、さらにはロンドン、ドバイ、シドニーなど世界中のインド系コミュニティに強固なファンベースを持っています。
彼らが毎シーズンのように掲げるスローガンが、カンナダ語の「Ee Sala Cup Namde(今年こそカップは俺たちのもの)」です。このフレーズはSNS上で無数のミームや応援歌を生み出し、もはやネットカルチャーの一大現象となっています。
ロイヤル・チャレンジャーズ・バンガロールに対するネットの反応を検証すると、ファン心理の複雑な二面性が浮かび上がります。
X(旧Twitter)やYouTubeのコメント欄では、「どれだけ裏切られても、春になればRCBのユニフォームを着て応援してしまう」「コーリがトロフィーを掲げる瞬間を見るまでは死ねない」という盲目的な愛情があふれる一方、試合終盤のミスに対しては「なぜ毎年同じ負け方をするのか」「経営陣は投手の重要性を理解していない」といった辛辣な批判が飛び交います。この愛憎入り混じる過密な感情空間こそが、選手たちに誇りを与えるとともに、極度の重圧としてのしかかってきた側面は否定できません。