ネット上やファンの間で定期的に浮上する「コント赤信号の解散説」ですが、結論から言うとコント赤信号は現在も一度も解散していません。正式な解散発表や引退宣言は一切なく、グループとしての籍を残したまま各自がソロ活動に専念している状態です。
では、なぜ解散の噂や不仲説が流れたのでしょうか。その背景には、1980年代後半から1990年代にかけて訪れた「ソロ活動の活発化」と「仕事観の違い」がありました。
全盛期、ネタ作りを一手に担っていたラサール石井、司会者として単独のオファーが殺到していた渡辺正行、そして役者としての道を模索していた小宮孝泰。それぞれの目指す方向性が広がるにつれ、3人でスケジュールを合わせることが物理的に困難になりました。
当時のインタビューでも語られている通り、若手時代には「ギャラの配分」や「ネタの方向性」を巡って激しい衝突やすれ違いがあったことは事実です。しかし、それはトリオをより良くするためのプロとしてのぶつかり合いであり、人間関係が完全に破綻したわけではありませんでした。
現在では互いの活動を深くリスペクトし合っており、舞台のゲスト出演やYouTubeチャンネルでの対談など、節目のタイミングで集結しては昔と変わらない息の合った掛け合いを披露しています。「離れていても切れない家族のような関係」こそが、現在の3人のリアルな距離感です。