世界一の称号を手にするまでの道のりは、決して平坦なものばかりではありませんでした。とりわけペア競技は、転倒やリフトの失敗が命取りになる過酷な種目であり、三浦選手も過去に度重なる怪我に苦しめられてきました。
三浦選手は過去に左肩の亜脱臼を経験しており、グランプリシリーズの欠場を余儀なくされた時期がありました。さらにパートナーの木原選手も腰痛(腰椎分離症)を発症するなど、ペアとしての活動休止を迫られる危機に直面したこともあります。
しかし、2人は決して焦ることなく、リハビリと基礎トレーニングに徹底して取り組みました。三浦選手は怪我の再発を防ぐため、インナーマッスルの強化と柔軟性の向上に励み、身体の使い方を一から見直しました。その結果、怪我をする前よりも技の安定感とキレが増し、現在の強靭なフィジカルが完成したのです。2026年現在もメディカルスタッフと綿密に連携し、万全のコンディションでハイレベルな構成を滑り切る体制を確立しています。