吉瀬美智子が『ブラッディ・マンデイ』に出演した当時の年齢は33歳。モデルとして20代からファッション誌などで活躍していた彼女ですが、本格的に女優活動へシフトしたのは30代を迎えてからという、いわゆる「遅咲き」のキャリアでした。
2006年の『のだめカンタービレ』や2007年の『LIAR GAME(ライアーゲーム)』でクールな大人の女性としての片鱗を見せていたものの、世間に決定的なインパクトを与え、確固たるポジションを確立させた最大のブレイクのきっかけこそが本作でした。
スタイリッシュな黒のレザージャケットや洗練されたトレンチコートといった衣装、そしてトレードマークとなったシャープで清潔感あるショートヘアスタイルは、彼女のミステリアスな美貌を完璧に引き立てていました。容姿端麗でありながら背筋が凍るような悪事を平然とこなすギャップが、男性ファンのみならず同年代の女性層からも圧倒的な支持を集める要因となったのです。