手作りの杖が真価を発揮するのは、ファンが集うイベントやテーマパークの場だ。特にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のエリア内での写真撮影や、完成度の高いコスプレでイベントに参加する際、光の反射やカメラ越しの質感が全体の完成度を左右する。
小道具制作・DIYにおいてプロとアマチュアを分ける境目は「仕上げのつや消しトップコート」にある。アクリル塗料特有のプラスチックっぽいテカりをスプレーで抑え、本物の木材や革のようなマットな質感に整えることで、屋外の太陽光の下でもフラッシュ撮影でも安っぽく見えない高級感が宿る。持ち運び時の破損を防ぐため、芯材に強度のある竹や薄い金属棒を仕込んでおく実用的な配慮も忘れてはならない。