東京から新幹線と車を乗り継ぎ、およそ2時間半。決してアクセスの良い都市部とは言えないこの地に、連日海外からのトラベラーが吸い寄せられている。
彼らの目的は、レンタルのドリフトマシンを借りて丸一日コースを走り込むことだ。欧米や中東では、公道はもちろん、一般的なサーキットでもドリフトの練習許可を取るのが極めて難しく、費用も跳ね上がる。それに対して、複数の本格コースを一日中走り込める環境が整った場所は、地球上を探しても他に見当たらない。「一生に一度は行きたい場所」として、海外のモータースポーツコミュニティでその名が口コミで拡大し続けている。