常に締め切りに追われ、残業が常態化している仕事が遅い人の特徴として、完璧主義の履き違えが挙げられます。すべてのタスクに等しく100点のクオリティを求め、重要度の低い社内メモの体裁を整えることに膨大な時間を費やしてしまう傾向があります。
こうした事態を招く優先順位がつけられない原因は、業務を「緊急度」と「重要度」のマトリクスで整理できていない点に尽きます。目先で通知が届いたチャットや頼みやすい依頼に脊髄反射で飛びつき、本当に時間をかけるべきコア業務が後回しにされていきます。
業務効率を高めるためには、1日の始まりにタスクを重要度順に並べ替え、「今日はどの仕事を完了させれば及第点か」を明確に定義する習慣が欠かせません。全体の8割の成果は要素の2割から生まれるという原則を意識し、作業の割り切りを持つことがスピードアップの第一歩です。