世界中の子どもたちが「サンタクロースの家がある場所」として信じているのが、フィンランド北部ラップランド自治州の首府ロヴァニエミです。
フィンランドの民間伝承では、サンタクロース(現地名:ヨウルプッキ)はロシアとの国境近くにある「耳の山(コルヴァトゥントゥリ)」に住んでいると信じられてきました。この山は耳のような形状をしており、「世界中の子どもたちの願い事や行儀の良さを聞き取ることができる」とされています。しかし、人里離れた険しい山奥であるため、人々が直接サンタクロースに会える拠点として北極線直上に整備されたのが「サンタクロース村(Santa Claus Village)」です。
ロヴァニエミのサンタクロース村には、サンタクロースが執務を行うオフィスや本物の公認郵便局が設置されています。世界190カ国以上から毎年数十万通届く手紙には、多言語を操るエルフ(妖精)たちの協力を得て返信が送られており、世界中のファンが訪れる観光拠点としても機能しています。