Q1:オストメイトになると、一生ストーマ(人工肛門)を装着し続けなければならないのですか?
A1:必ずしも一生涯とは限りません。がんの部位や難病の術式により、肛門を永久的に切除する「永久ストーマ」と、手術した腸管の縫合不全を防ぐために一時的に造設する「一時的ストーマ」があります。桑野信義さんのように一時的ストーマの場合は、患部の治癒後に閉鎖手術を行い、自然排便へと戻すことが可能です。
Q2:パウチ(装具)から臭いが漏れたり、服の上から目立ったりすることはありませんか?
A2:最新の装具は高機能な活性炭消臭フィルターや防臭フィルムで密閉されているため、適切に装着されていれば日常生活で臭いが漏れる心配は基本的にありません。また、パウチ自体も非常に薄型化されており、ゆとりのある服装を選べば外見から装着していることが周囲に気づかれることはほとんどありません。
Q3:芸能人が病名やオストメイトの事実を公表することにはどんな意義がありますか?
A3:排泄に関わる疾患は羞恥心から受診が遅れたり、孤立感を深めたりしやすい分野です。知名度の高い著名人がリアルな体験談や復帰した姿を公表することで、早期検診の重要性が啓発されるだけでなく、オストメイトに対する社会的な偏見の解消やバリアフリー設備の認知拡大に直結します。