漏れ電流の許容値は1Ma以下?内線規程とIor測定の実務全知識

漏れ電流の許容値は1Ma以下?内線規程とIor測定の実務全知識

漏れ電流の許容値は1Ma以下?内線規程とIor測定の実務全知識とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

電気設備の保全実務において、現場担当者がトラブルを未然に防ぐための実践的な判断基準をまとめます。

【プロの結論】推奨される現場管理基準と更新の判断

  • 日常管理における基準:電路全体のIorが0.5mA以下であれば極めて健全。0.5mA〜1.0mAの範囲にある場合は「要注意」として測定頻度を上げ、トレンド監視(前月比・前年比の推移)を行う。
  • 改修・更新を即座に判断すべき条件:
    • Iorが1.0mAを超過している回路(電気設備技術基準不適合のリスク)。
    • 停電時の絶縁抵抗測定において、低圧電路の基準値(100V回路で0.1MΩ、200V回路で0.2MΩ、三相200V等の対地電圧150V超で0.2MΩ〜0.4MΩ)を下回っている場合。
    • クランプ測定でI0が極端に大きく(例:50mA以上)、インバータ起因のノイズにより漏電遮断器の不要動作が懸念される場合。
  • 慎重な見極めが必要なケース:I0だけが高くIorが0.2mA以下のようなケースでは、電線路の絶縁破壊ではなく、長距離配線による対地静電容量やノイズフィルタの影響である可能性が高い。遮断器の感度見直し(高周波対応形への換装)や配線ルートの分割を検討する。
阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。