Q1:市民ランナーが小出監督の練習法を取り入れる際、最も効果的なメニューは何ですか?
A1:週末に行う「後半ペースアップ型のロング走(ビルドアップ走)」が最も効果的です。最初から目標ペースで突っ込むのではなく、余裕のあるペースから徐々に上げ、ラスト2〜3kmを目標レースペース以上で走り切る感覚を身体に覚え込ませることで、30km以降の失速を防ぐ脚力が劇的に向上します。
Q2:高橋尚子選手との有名なエピソードにはどのようなものがありますか?
A2:シドニー五輪直前のボルダー合宿で、小出監督が高橋選手の仕上がりを見て「お前、金メダル獲っちゃうよ!」と声をかけ続け、プレッシャーを完全に自信へと変えたエピソードは有名です。また、練習中に高橋選手が好物の食事や音楽を楽しめるよう配慮するなど、オンとオフを徹底して切り替えさせる気配りを行っていました。
Q3:小出監督の著書の評判や、今から読むのにおすすめの一冊はどれですか?
A3:『マラソンは毎日走っても完走できない』(サンマーク出版)や『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン』(角川SSC新書)は、市民ランナーの間で「目からウロコが落ちる実践書」として非常に高い評価を得ています。目標タイム別の具体的なスケジュールが掲載されており、初フルマラソン挑戦者からサブ3狙いの上級者まで幅広く役立ちます。