東京のキー局が集まる港区や渋谷区。そこが芸能活動のすべてだった時代は終わった。現在、多くの「消えた」とされる芸能人たちが、沖縄や北海道、あるいは長野といった自然豊かな地方に拠点を移している。中には、海外へ完全移住したケースも少なくない。
彼らは東京での仕事を極限まで絞り、本当にやりたい仕事の時だけ上京する。あるいは、ローカル局の番組や地方自治体のPR案件に特化して活動している。全国区のテレビで見かけなくなったからといって、活動を休止しているわけではない。むしろ、地域社会に深く根ざし、人間らしい豊かな暮らしを送りながら、タレントとしての価値を再定義しているのだ。