彼らが「無料」を謳えるのには理由がある。回収された家電や金属製品の一部は、海外への輸出ルートや、国内のスクラップ業者へと横流しされ、換金されているのだ。特に銅やアルミなどの金属資源は世界的な需要が高く、ジャンク品であっても一定の価値を持つ。しかし、価値のないゴミや、処理にコストがかかるフロンガス含有製品などは、彼らにとって「ただのゴミ」でしかない。
つまり、彼らが欲しがっているのは「金になる資源」だけであり、それ以外のものは引き取らないか、あるいは後述するような不当な手数料を上乗せして回収する仕組みになっている。ボランティアで回収しているわけでは決してないのだ。