大洗海上花火大会において、最大の難所となるのが終演後の大渋滞と交通規制です。大洗町は地形上、東を海、西を涸沼・那珂川に囲まれた構造になっており、町外へ抜ける幹線道路が国道51号および東水戸道路(水戸大洗IC)に極端に集中します。
駐車場予約システムの重要性と確保のタイムリミット
現在、大洗サンビーチ周辺の主要駐車場(町営第1〜第4駐車場など)は、フェス開催日においては事前予約制(有料駐車券の事前購入)が原則となっています。予約なしで当日現地に向かっても、規制線によって進入を拒否され、周辺を何時間も彷徨うことになります。駐車券付き有料観覧チケットを押さえるか、特設予約プラットフォーム(チケットぴあ・ローチケ・akippa等)で販売開始直後に予約を確定させることが鉄則です。
国道51号のボトルネックを避ける「迂回脱出ルート」
花火終了直後、水戸大洗ICへ向かう県道2号および水戸・大洗バイパス(国道51号)は完全な麻痺状態に陥ります。通常15分の距離を進むのに2〜3時間以上を要する事態が毎年発生しています。この混雑を回避するための迂回ルートは以下の通りです。
【県央・東京方面へ向かう場合】:
水戸大洗ICへ突っ込むのは絶対に避け、大洗町南部から「県道16号(大洗友部線)」または「県道115号」を経由して南下し、北関東自動車道「茨城町東IC」または「茨城町南IC」から高速に乗るルートを選択してください。わずかに距離は伸びますが、動かない車列に捕まる時間を劇的に短縮できます。
【鹿行・千葉方面へ向かう場合】:
国道51号を南下する際、大洗サンビーチ出口付近の合流が激しく混雑します。町内裏手を抜けて県道261号経由で南下し、鉾田市街地へ抜けてから東関東自動車道(鉾田IC)を利用するとスムーズに離脱可能です。
【鉄道(鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)利用時の決定的な注意点】:
大洗駅への入場規制が敷かれ、ホームに入るまで1時間以上待つケースがあります。大洗鹿島線は水戸駅連絡の主力路線ですが、Suica・PASMO等の交通系ICカードのタッチ決済が駅自動改札でそのまま利用できないケースや精算混雑が発生するため、「水戸駅〜大洗駅の往復乗車券」を水戸駅到着時にあらかじめ購入しておくことが必須の防衛策です。