浅倉秋成氏による大ヒット心理サスペンス小説の実写映画化として、2026年11月22日に劇場公開された『六人の嘘つきな大学生』。人気IT企業の最終選考に残った6人の大学生が、たった1つの内定枠を巡って暴かれていく「嘘」と「裏切り」を描いた本作において、山下美月が演じたのはお茶の水女子大学の学生・矢代つばさです。
矢代つばさは、留学経験を持ち語学堪能、論理的で感情を表に出さないクールなキャラクターとして登場します。しかし、密室で繰り広げられる告発合戦の中で、完璧に見えた彼女の内面にある劣等感や計算高さ、剥き出しのエゴが徐々に露呈していきます。
映画の舞台挨拶やインタビューにおいて、山下美月自身も「矢代つばさは一番人間臭い部分を抱えているキャラクター。誰しもが心の中に隠しているドロドロとした本音をどう表現するかに挑戦した」と語っています。共演した浜辺美波や赤楚衛二といった同世代の実力派俳優たちと真っ向からぶつかり合い、一瞬の視線の動きや息遣いで緊張感を生み出す芝居は、多くの映画ライターから「本作の白眉」と評されました。