SNSやネット掲示板、知恵袋などに寄せられる実際の体験談を検証すると、鍵紛失時に焦って行動したことで二次トラブルに発展した事例が数多く報告されています。
特に多いのが、「後輪を持ち上げて無理やり手押しで帰宅しようとし、途中で警察官に職務質問を受ける」ケースです。施錠されたままの自転車を運んでいる姿は、客観的に見ると自転車窃盗の手口と酷似しています。防犯登録カードを持っておらず、登録番号の照会に1時間以上引き止められたり、自転車鍵紛失警察盗難届の照合に時間を取られたりするトラブルが多発しています。
また、電動アシスト自転車(パナソニック、ブリヂストン、ヤマハなど)の場合、後輪のリング錠とバッテリー脱着の鍵が同一の鍵(ワンキーシステム)になっている仕様が一般的です。鍵を破壊してしまうとバッテリーの充電や脱着ができなくなり、シリンダー全体の交換で10,000円〜20,000円前後の高額修理になる落とし穴があります。電動車の場合は鍵を壊さず、鍵番号からスペアキーを取り寄せるのが最も安全で経済的です。