長崎のカルチャーシーンを長年牽引してきた「長崎ブリックホール」。約2,000席を誇る大ホールのキャパシティを持ちながら、演者の息遣いや細かな表情変化までダイレクトに届く音響設計の良さで、芸人たちからも極めて高い評価を得ている劇場だ。近年、この会場を舞台にしたお笑い興行の開催頻度が急増しており、大規模ツアーの重要拠点として確固たる地位を築いた。
かつては福岡や熊本止まりだった全国ツアーが、いまや長崎を主要日程に組み込むケースが当たり前となった。客席の傾斜設計が秀逸なため、後方席や2階席からでもステージ上の熱量が減衰することなく伝わる。この劇場特有の一体感が、演者のボルテージをさらに引き上げ、長崎公演ならではの名シーンを次々と生み出す原動力になっている。