10代前半で芸能界の最前線に躍り出て以来、香取慎吾の日常は常にカメラと大衆の視線に晒され続けてきた。そんな狂乱のアイドル狂騒曲の裏側で、彼は10代後半に出会った恋人との関係を実に四半世紀近くにわたり静かに守り抜いた。
パパラッチや噂話が絶えない芸能界において、これほど長期間にわたり熱愛が決定的な形で消費されなかった例は極めて珍しい。そこには、彼女をゴシップの消費期限から守るという彼の固い誓いがあった。週刊誌にスクープされることすら「アイドルの仕事」と割り切られがちな時代にあって、彼はプライベートの核となる部分を徹底して秘匿し続けた。