花火大会の開催状況を左右する最大の要因は、夕方以降の局地的な天候変化だ。特に埼玉県内は夏場から初秋にかけてゲリラ豪雨や上空の偏西風の影響を受けやすい。主催者事務局による公式発表は、通常正午および午後3時前後に段階的に行われるが、最終判断が打上直前までずれ込むケースも珍しくない。
降雨だけでなく「風向き」と「風速」も重要な観測ポイントだ。風速が毎秒7メートルを超えると安全上の理由から中断・中止の措置が取られるほか、無風状態が続くと花火の煙が停滞して視界が遮られてしまう。気象庁の超高解像度降水ナウキャストや現地のアメダスデータをスマートフォンでこまめに確認し、雨具の用意はもちろん、急な落雷に備えて逃げ込める頑丈な建物や商業施設の位置を把握しておこう。