Q1:クレヨンの「肌色」はいつから「うすだいだい色」に変わったのですか?
A1:大手文具メーカーでは1999年にぺんてるが「ペールオレンジ」を採用し、2000年秋にサクラクレパスやトンボ鉛筆が「うすだいだい」への変更を開始しました。公的には2001年のJIS規格改定によって「肌色」の呼称が正式に廃止・整理されています。
Q2:「うすだいだい」と「ペールオレンジ」は何が違うのですか?
A2:指し示している色相・トーンはほぼ同等です。違いはメーカーの命名方針にあります。サクラクレパスやトンボ鉛筆は小さな子どもにも分かりやすい和名として「うすだいだい」を選び、ぺんてるは海外輸出や国際基準を意識して英語由来の「ペールオレンジ」を採用しました。
Q3:大人が日常会話で「肌色」と言ってしまったら不適切ですか?
A3:日常会話で使うこと自体が直ちに処罰されたり否定されたりするわけではありません。ただし、多様なルーツを持つ人々が集まる教育現場、公のビジネスの場、子育ての場などでは、偏見を避けるため「うすだいだい」「ペールオレンジ」「ベージュ」などの客観的な表現を用いる配慮が推奨されています。