関西のソウルフードとして絶大な人気を誇る551蓬莱の豚まんや、老舗の伝統と深い味わいで愛される新宿中村屋の逸品など、ブランドごとの特徴に合わせた加熱のアプローチも重要になってくる。例えば、生地が厚くズッシリとした密度の高い豚まんは、中心部まで熱が通るのに時間がかかるため、短時間の過剰加熱は命取りだ。
551蓬莱のようにボリュームのある豚まんの場合、いきなり高出力で加熱すると外皮だけが固くなり肉汁が逃げてしまう。少し手間でも、加熱前に少量の水をくぐらせるか、湿らせたキッチンペーパーを被せる一手間を加えるだけで、お店で買った直後のあの感動的な風味がそのまま食卓で再現できる。