フクロウの体型といえば、多くの人が「丸っこくてずんぐりしたぬいぐるみ体型」を連想します。しかし、X(旧Twitter)などで度々拡散されて騒然となるのが、フクロウの羽毛の下の骨格を写した写真です。ふんわりとした厚い羽毛をかき分けると、そこには驚くほど細く引き締まった貧弱な胴体と、異様なまでにスラリと伸びた脚部が存在しています。
実際にフクロウの足が長い理由は、狩りの成功率を極限まで高めるための進化の結晶です。草むらや雪の下に潜むネズミなどの獲物を上空から急襲する際、長い脚をショックアブソーバーのように伸ばし、草木をかき分けて確実に獲物を掴み取る必要があります。全体重の大部分を占める羽毛は、寒冷地での保温と消音飛行のための防音材に過ぎず、本体の肉体は極めて軽量かつスマートにシェイプアップされているのです。
丸いシルエットに慣れ親しんだ人間の目には、羽毛をたくし上げたフクロウの姿はまるで「ハイヒールを履いた骨と皮だけのクリーチャー」のように映ります。この劇的な体型のギャップこそが、ネット上で「エイリアンのようで気持ち悪い」「見てはいけないものを見てしまった」と評される最大の要因です。