これほどまでに短期間で身長が急伸した背景には、遺伝や自然な第二次性徴だけでなく、明確な生活環境の変化がありました。その最大の要因として挙げられるのが、中学時代に打ち込んだバスケットボール部での活動です。
寺田自身もインタビュー等で語っている通り、中学進学とともにバスケ部へ入部し、ハードなジャンプ運動や全身を使ったランニングメニューを日々こなしていました。骨端線に適度な刺激を与えるジャンプ動作の繰り返しは、成長期の身体発達において大きなプラスに働いたと考えられます。
さらに、部活動に伴って1日あたり白米を何杯も平らげるほどの旺盛な食欲が生まれ、毎日の睡眠時間もしっかり確保するなど、骨と筋肉を育てるための基礎条件が完璧に揃っていました。適切な運動、質の高い睡眠、そして十分なタンパク質とカルシウムの摂取という健康的な生活習慣の積み重ねが、奇跡的な高身長化を実現させた要因です。