東京・池袋の繁華街からほど近い西池袋に鎮座する総本部ビル。警察当局が常時厳しい警戒の目を光らせるこの拠点を中心に、極東会の現在は効率的なピラミッド型指揮系統の維持を図っています。現在の最高指導部を統括するのは、四代目会長である髙橋仁氏です。
警察庁が公表する組織実態報告や公安関係者の情報によると、現在の極東会組織図における中核は、会長の出身母体でもある松山連合会(二代目松山一家などを包摂)が握っています。かつて全国各地に網の目のように張り巡らされていた二次団体や直参組織は、近年の警察当局による頂上作戦や構成員の自然減に伴い、大規模な統廃合を余儀なくされました。
直参の構成員数は最盛期に比べスリム化されたものの、執行部を構成する主要ポストには以下の直系組長が名を連ねています。
- 会長:髙橋仁(極東会トップ)
- 執行部・理事長:中核二次団体の首領が歴任し、池袋本部での日常的な実務運営を掌握
- 主要直参組織:松山連合会傘下の各一家、研谷一家、真誠会など、歴史ある的屋系名門組織が名を連ねる
かつては地方の露店商組合を束ねる形で北海道から東北、関東一円へと広範な影響力を及ぼしていましたが、現在は関東近郊の拠点へと戦力を集中させる防衛的な陣形へとシフトしています。池袋の本部機能は維持されつつも、外部からの視線を警戒し、定例会や寄り合いの開催方法は極めて隠密性を高めています。