インターネットの検索窓には時折「大木こだま・ひびき 解散理由」という不穏なサジェストワードが表示されます。長年親しまれた看板コンビだけに、舞台での露出が変化するたびにファンの間では心配の声が上がってきました。しかし、この噂の裏側には大きな誤解が含まれています。
報道各社や吉本興業の公演情報によると、コンビが不仲や対立によって正式に解散したという事実は一切ありません。噂が独り歩きした最大の要因は、相方である大木ひびきの健康状態にあります。
ひびきは過去に体調を崩し、脳疾患の治療や長期的な療養を余儀なくされました。漫才は一瞬の間やテンポが命となる過酷な演芸です。高齢期に入ったひびきの体調を最優先に考え、無理な全国ツアーや連日の舞台出演をセーブした結果、劇場での「こだま・ひびき」としての出番が一時的に減少しました。この活動ペースの変化を、一部のネットユーザーが「不仲による解散」と曲解して拡散してしまったのが真相です。
こだまは相方の病状を慮り、ひびきのペースを尊重する姿勢を一貫して崩していません。長年連れ添った相棒への敬意があるからこそ、性急にコンビの看板を下ろすことなく、柔軟な活動形態を選択しています。