本作がカルト的な人気を誇る大きな要因の一つが、各話完結で登場したギフト ドラマ ゲスト出演者陣の破格の豪華さにあります。1990年代後半のテレビドラマ全盛期を象徴するように、映画界のトップ俳優や気鋭のクリエイターが名を連ねました。
第1話の桃井かおりを皮切りに、第2話の葉月里緒菜、第3話の吉田日出子、第4話の岸部一徳、第5話の宇崎竜童、第6話の真木蔵人、第7話の鈴木京香、そして第9話には名優・緒形拳が出演。それぞれのゲストが抱える孤独や秘密、屈折した人間関係が、由紀夫が運ぶ「ギフト」を通じて浮き彫りになる構成は、毎話が一本の短編映画のような完成度を誇りました。
さらに、最終話(第11話)では、当時同じSMAPのメンバーとして絶大な人気を誇っていた香取慎吾がノンクレジットでサプライズ出演。由紀夫からブリーフケースを奪い取ろうとするチンピラ風の若者役としてワンシーンのみ登場し、画面越しに交わされた二人の不敵な視線劇は、当時のドラマファンの間で語り草となっています。