上白石萌音のメキシコ生活と父親の職業|語学力と表現力の原点を追う

上白石萌音のメキシコ生活と父親の職業|語学力と表現力の原点を追う

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幼少期の上白石萌音は、極度の恥ずかしがり屋で人前に出ることが苦手な性格でした。自著『いろいろ』や過去のインタビューでも、「幼い頃は誰かの後ろに隠れているような子どもだった」と回想しています。

その内向的な少女を劇的に変えたのが、メキシコ・グアダラハラでの生活体験でした。街中どこに行ってもマリアッチの音楽が流れ、老若男女が日常的に歌い踊り、言葉が不完全でも笑顔と身振り手振りで温かく迎え入れてくれるラテン特有の寛容さに包まれたのです。

「感情を隠さず、全身で歌い踊って伝えることが当たり前」という文化に触れたことで、萌音自身も自然と身体を動かし、声を出す楽しさを実感していきました。現地での生活を通じて培われたオープンマインドとリズム感は、帰国後に通い始めた鹿児島市内のミュージカルスクール(マリアミュージカルアカデミー)での才能開花へと直結します。

2017年に放送された日本テレビ系紀行ドキュメンタリー番組『アナザースカイ』では、思い出の地グアダラハラを再訪。当時通っていた学校や市場を訪れ、臆することなく現地の人々とスペイン語で会話を交わし、涙を浮かべながら「ここが私の表現の原点」と語る姿は、多くの視聴者に強い感動を与えました。

山本 拓海
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山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。